人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2006.7.6 ワルツ編

先日のレッスンノートから。
超久しぶりに橘弘子先生のレッスンを受けてきました。

スタジオに向かう電車の中でイメトレ。今日はワルツ・・・と、時間があったらタンゴもお願いしたいなぁ。
ワルツ
 ・組み方~左上へのストレッチ
 ・2でテイクバック、3で足首を使ったswing(突っ込まない)、1で止まらない
 ・Pさん苦手なのが、OPからの3とウィーブの2
タンゴ
 ・タンゴポジション
 ・オープンリバースターンと5ステップ、OPでの♂後退
ここまでは無理かなぁ?

駒込駅で待ち合わせてスタジオに向かう路上での会話
h「顔が固いよ。そこで問題です。現在の心境は・・・1 ドキドキドッキン! 2 ドッキンドキドキ!」
P「どっちもいっしょじゃない!」
少しはリラックス出来たかな?・・・1時間前にスタジオ入り。
入会手続きの後、着替えてアップ。鏡に向かってアンダースローのエクササイズの後、組んで練習。
ワルツ。曲に合わせてタンゴ。10分位前になって弘子先生登場。

Pさん連れて行って、ご挨拶&紹介。
h「先生の白衣姿、見ましたよ。」
コ「ダンスビューから写真出せって頼まれて・・・本当はちょっと恥ずかしいんだけど、まあそんな時代もあったのよ!(とか何とか)」

先生は一旦引き上げられて・・・僕たちは練習再開。今度はワルツ。
いつの間にか先生が厳しい目で見ていらっしゃる。小休憩の後レッスン開始。
コ「組んでどれ位になるんですか?」
h「1月半位です。」
コ「周にどれ位練習していますか?」
h「3~4回です。平日2~3時間を2~3回と、週末に7時間位です。」
コ「そんなにやっているんですか?仕事してますか?」
h「はい(仕事はダンスの合間にやっています)。努力はいっぱいしていますが、まだ効果的とは言い難いです。外から見ていただいた効果的な指導と効率の良い練習法が必要だと感じています。」
コ「これは、私にプレッシャーをかけているんですか?」
h「はい、そうです。」
コ「私はアドバイスは出来ますが、後は自分たちで努力しないと・・・」
h&P「はい!」

コ「ダンスを始めてどれ位になるんですか?」
P「(スタンダードは)1年半位です。」
コ「個人レッスンは受けた事がありますか?」
P「はい有ります。」
コ「今でも続けていますか?」
P「いいえ止めました。」
コ「hiroさんに任せたわけですね。上手な人の踊りを見た事がありますか?」
P「練習場で見る人位です。」
コ「競技会やパーティのデモを見て、こんな風に踊りたいってイメージする事も大事ですよ。誰かあこがれる選手はいますか?」
P「・・・」
僕は聞かれたらルカって言おうか、(弘子先生を紹介して下さった知人がアマの時から注目していた)ゴッゾーリって言おうか迷っていたけど・・・聞いて貰えませんでした。

コ「よく体で覚えるって言いますが、体に指令を出すのは脳なので、まず私が話した事をよく理解して、後から自分がやる事を整理して下さい。・・・今日はワルツで良いのかしら?」
h「はい。先生、その前に組んだ時の二人の位置が納まり悪くて・・・」
コ「収まりが悪いの?普段のように組んでみて!」
Pさんが僕の正面で、左を伸ばして左を見たまま進もうとしたところでstop

コ「そんな横見なくて良いわよ。自分の進みたいところを正面に見て進んで、直前で横に変えても大丈夫よ。
hiroさんちょっと立ってみて。Pさん、hiroさんのどこに行きたいのかしら。」
P「私はここ(僕の右にずれたとこ)に行きたいのですが、hiroさんにここ(正面)に来るように言われます。」
コ「hiroさんは♀にどこに来て欲しいのか、私を連れて行って」
引き寄せて抱きかかえる。
コ「Pさんが言っているところとhiroさんがいて欲しいところは違うようですね。hiroさんは最後まで突っ立っている事無いんだから、最後は自分で微調整しなさい。」
h「はい、分かりました。」

二人と交互に組んで下さってから、
コ「二人ともこっち(♂右&♀左)が下がってますね。・・・」
 ・肩を上げてはいけないので、右腰を上げる
 ・肩が下がらないように、ネックを内側に入れない
 ・左腰が開くので、しっかり締める>これが一番の原因だったみたい。直したら他も良くなった事を実感出来た。
 ・進行方向は♀の首と右肩の間に取る。>センターに進もうとすると、♀が邪魔で進めない
試してみると急に動きやすくなる。・・・忘れないようにしよう!

コ「では最初の動きをシャドーして見て下さい。」
P「・・・私・・・出来ません。」

コ「ダンスは・・・」
 ・パーティなどでは♂のリードを感じて、何も考えないで踊るのも有り。
 ・競技会は二人で作り上げたパフォーマンスを人に見せて評価して貰うものなので、♀も自分で動かないといけない
 ・踊る前に自分たちの進むラインをイメージする事が大事
 ・途中で♂が微調整した時も、どこかで修正して元に戻ると思っておけばいい。

コ「ワルツはswingダンスなので、移動と上下の運動が有ります。他に何があると思いますか?」
P「・・・しなり?」
コ「しなり・・・スウェイですね。・・・もう一つは回転です。・・・」
 ・右回りと左回りのそれぞれ前進と後退。今はこれだけ。
 ・他にPPからの右回りと左回りがあるけど、今日はやらない。
 ・足だけ出してもしょうがないので、どっちの足を出すとかって考えない。
 ・今どっちの足に乗っているかが大事
 ・動きは今立っている足から始まって、逆の足が出る
 ・次の運動も実はあるのだがなくても動けるので、今は考えない
 ・ワルツの音楽は1から始まるが、踊りは3から始まり次の3で終わる1つのswingになる。

鏡の前に移動してレクチャー開始
コ「体を鏡に対して右45度にして、ボールを遠くに投げるようにしてみて」
右手を後に伸ばして前に投げるアンダースローのチェック
コ「それだと遠くに飛びません。遠くに飛ばすには・・・」
 ・テイクバックを大きく
 ・フォロースルーをしっかり(だったかな?)>後ろ足を残して投げた手を前にストレッチ

コ「ニュートンは林檎が木から落ちるのを見てエネルギーの存在に気づきました。・・・」
 ・高いところから低いところまで下がるとエネルギーが溜まっている
 ・このエネルギーを使ってボディを運び、上に持ち上げる(ジェットコースターのイメージ)
 ・この時重力を利用しないで自分の脚を使おうとすると、ギクシャクして・・・
コ「そのためには・・・」
 ・ヒップを外さない(腰を足の上に置いておく)
 ・後は・・・忘れた

コ「hiroさん、体固いわねぇ・・・」
 ・今のままだと右サイドが落ちやすい
 ・一連の流れで、後背筋をしっかりストレッチして右サイドを左斜め前に送り出す
 ・下半身を開く(=左足前、左トゥを外向き、膝を曲げてしっかり加重。右足後、膝を伸ばす。骨盤の向きは右斜め前)
 ・上半身を逆にストレッチ(=右アーム前、左アーム後にストレッチし、胸の向きは右斜め前)
 ・柔らかく使えると、よりいろいろな表現が出来る(とか何とか)

バーを掴んで、胸を正面に向けたまま両トゥの向きをナチュラル方向に回していって、真後ろを向けて見せて下さるコーチャー!!!
コ「hiroさん、どこまで回せますか?」
真横が精一杯のhiro(大汗)
コ「もう少し!」
本当に少しだけ動く。
P「痛そう~」
コ「パワーはhiroさんの方がありそうだけど、体はPさんの方が柔らかいわね。hiroさん柔軟しっかりやっておいて!」
h「はい。」

コ「次に・・・」
ボディが伸びきってから後ろ足を前に送る
反復エクササイズ
コ「これがリバースターンです。♀は456・・・ところで・・・」
 ・右回りをナチュラル方向、左回りをリバース方向という
 ・ナチュラル○○と言ったら右回り、リバース○○といったら左回りのフィガーと想像出来る

コ「次に・・・」
 ・左アームで同様のエクササイズ
コ「これがナチュラルターンです。♀はスピンターンのところで・・・」
反復エクササイズ

コ「では、後退はどうやりますか?右手から!」
P「・・・」
コ「逆にすればいいので・・・」
 ・右アームは前から後
 ・左アームは後から前
 ・(3で右足に乗って)右足でボディを後に送る(見ていると足の裏が床から剥がれる)
コ「これが、ナチュラルターンです。♀は123・・・次に逆の・・・」
 ・左アームは前から後
 ・右アームは後から前
コ「これがリバースターンです。♀は123・・・」
 ・右手の前進を1
 ・左手の前進を2
 ・左手の後退を3
 ・右手の後退を4
コ「こうすると(2424)4回で元の位置に戻れます。今のが何か分かりますか?」
P「ナチュラルターン?」

コ「そのとおりです。では、実際に・・・」
組まないで両アームを振りながらシャドー
ナチュラルターンの前半(♂2&♀4)
スピンターン(♂4&♀2)
リバースターンの後半(♂3&♀1)
リバースターンの前半(♂1&♀3)
リバースターンの後半(♂3&♀1)
ホイスク(♂1&♀3)
最初は混乱するけど、だんだん整理出来てくる。

P「先生、だけどホールドしていると手が振れないので・・・」
コ「実際にはホールドしているので、両腕は振れませんが、体の動きは今のとおりです。まず、この動きを整理して体に覚えさせる事が大切です。・・・では踊ってみて・・・」
反復エクササイズ。それぞれがコーチャーと組んで踊っていただく。

コ「体は動くようになってきましたが、・・・」
 ・どっちのアームをどっちから運ぶかを呼称しながら踊ってみる
やってみると、まごつく。
コ「それは頭で整理が出来ていないからです。・・・1小節って何秒有るか知ってますか?」
h「2秒です。」
コ「そうですね。その2秒の間に次の事を考える事が大事です。3で動くためには2で準備しなくてはいけません。」
ナチュラルターンの前半(♂左手後&♀右手前)
スピンターン(♂右手前&♀左手後)
リバースターンの後半(♂左手前&♀右手後)
リバースターンの前半(♂右手後&♀左手前)
リバースターンの後半(♂左手前&♀右手後)
ホイスク(♂左手前&♀右手後)

コ「Pさん、一人で踊れますか?」
P「・・・」
コ「まず壁斜めに・・・」
P「・・・」
コ「アライメントと言って、踊るには一定の方向があります。進行方向をLOD、line of danceと言います。・・・」
 ・壁、中央とそれぞれ斜め、逆斜め
 ・これらに面したり、背面したり
ナチュラルターンの前半(♀壁斜めに背面して、壁斜めに後退)
スピンターン(♀中央斜めに面してLODに前進)
リバースターンの後半(♀壁に背面して中央に前進)
リバースターンの前半(♀中央斜めに背面して、中央斜めに後退)
リバースターンの後半(♀LODに面して、LODに前進)
ホイスク(♀壁に背面して、壁に前進)

コ「では、今日はここまでにします。次までに今日やった事を・・・LODについては、hiroさんによく訊いておいて下さい。」
h&P「はい!」
次のアポは19日。それまでみっちり練習するつもりです。

h「先生、実は・・・8/27にJDSFのD級戦にエントリーするつもりです。WTです。」
コ「(苦笑)出るのは自由なので・・・」
h「もし誰かに訊かれたら橘弘子先生に師事していますって言っちゃいますから!」
コ「ちょっと待って下さい。勝手にそう言う事を言われては困ります。必ず事前に確認して下さい。私がOK出したらいって良いですけど、OKしない時は言わないで下さい。」
h「分かりました。」

早くOK貰えるように頑張ります!

Pさんの復習している姿を見て一言
コ「練習前と比べるとずいぶん良くなったわよ。」
h「癖のない素直な踊りでしょう。」
コ「あー・・・スピンターンで迷っちゃうみたいね。・・・『そこで、手と足、同じ方を出さないで!』」
h「なんだか、よちよち歩きの赤ちゃんをみているみたいですね。
・・・実は、あのアンダースローの練習は二人でもやっていたんですが、僕が中途半端に理解して教えているから、彼女も中途半端に・・・違うのは分かるんだけど、壊したくなかったのであまりいじれなかったんですよ。でも、おかげでよく理解出来たみたいです。」
コ「じゃあ、練習して下さい。」
h「はい。」

復習開始。まず、方向をはっきりさせて・・・
P「アライメントって・・・」
h「ちょっと待って。ただの方向と、つま先の方向と、進行方向が・・・混乱しちゃったので、先生に訊いてくるよ。」
弘子先生に訊くと
 ・つま先の方向がアライメント
 ・進行方向がダイレクション
h「分かったよ。LODは方向を変えるたびに反時計方向に90度ずつ変わっていって、そっちを向いて右が壁(方向)、左が中央(方向)・・・つま先の方向と体の方向は、フィガーによって右か左に45度くらいずれるんだけど・・・とりあえず、シャドーしてみよう!」
練習開始

P「私混乱しちゃって・・・」
h「じゃあ、合わせてみようか?」
二人で向かい合ってシャドー
h「それ、逆でしょう!」
P「だって、○足を出すんだから・・・」
h「一旦、休憩しようよ。・・・弘子先生は・・・」
 ・運動は3から始まるので、出す足ではなくて、3で乗っている足を意識して
 ・乗っている側の腕を前進なら後、後退なら前に伸ばして準備する
P「思い出したわ・・・」

この後、コンペの話になって・・・ついつい長引いちゃって、ろくに練習しないうちに帰路につく時間になっちゃいました。
続きは、日曜の楽しみに取っておくことにします。
帰り道の会話
P「弘子先生っておもしろいわね。」
h「でしょう。僕も大好きだよ。プロの先生が習いに来るような先生なのに、とても気さくで・・・」

折角丁寧に教えて下さっているので、しっかり身につけて期待を裏切らないように、・・・先生に師事していますって公表することのお許しを貰えるように頑張るぞー!
by hiro_08_2003 | 2006-07-08 11:28 | レッスン・S
<< 久しぶり・・・ 2006.7.5 in 富士学院 >>